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孤独を生きぬく イシドロ・リバス(著) 講談社

はじめに

今日から読書感想文を好き勝手に書いていきたいと思います。

なぜこのようなことを始めたかと言いますと、最近本を読むことが多いので、せっかくだから読書感想でも書いて、読んだ本を記録していこうかなという感じです。友達がいないから本を読んで時間をつぶすしかないんです…

仕事をしながらなので、あまり更新できないかもしれないうえに、本を読むペースも遅いですが、
まあ気楽に書いていきたいと思います。なんか言い訳っぽくなってしまいましたが、もし読んでくれる人がいましたら、よろしくお願いします。

感想

孤独を生きぬく キリスト教のメッセージ (講談社現代新書)

今回読んだ本は著者はイシドロ・リバスさんで「孤独を生きぬく」という本です。イシドロ・リバスさんは、上智大学で宗教学を教えているみたいです(著者情報についても詳しく書いたほうがいいのかな?)。

著者はカトリック神父なのですが、私自身は無宗教で信仰心とかはないのですが、「孤独」というキーワードが気になり、読んでみました。私は友人も少ないので一人でいることが多いのですが、孤独を楽しめる人間になりたいなと思い、最近は「孤独」について扱った本を読んでいました。キリスト教的な考えでは、どのように孤独と向き合っているのか興味を持ち、神父の方が書いた本ということを知りながらこの本を手に取りました。

著者は海外の人々と比較して、日本人の性質について語っており、日本人の若者がネガティブな感情としての孤独感、つまり、寂しいという感情を抱いてしまうのは、自分の欠点ばかりを気にして、自己否定や自己責めをしてしまうからと書いています。もちろん海外の人々も自己否定をすると思いますが、著者によれば日本人は度を越しているそうです。著者は決して日本人のその傾向を完全に否定しているわけではなく、謙虚な心として、それは日本人の美徳であると書いていますが、もっと自分を肯定する姿勢があってもいいのではないかという意見を持っています。

海外の人たちについてはわかりませんが、少なくとも日本の若者にはそのような傾向はあるのかなと思います。自分を律することはとても良いことですが、自分を責めすぎてしまい、殻に閉じこもってしまうのはあまり良くないことなのでしょう。では著者の言うことに従って、このブログもあまりストイックにならず、気楽に書いていきます(笑)。

「自己否定や自己責めが度を越してしまうと他人からの好意や愛を受け入れることができず、寂しい思いをしてしまう。だから、ありのままの自分を受け入れること。そして神はあなたの悪い部分も受け入れてくださるよ」って感じで、話が進んでいくのですが、神というワードが出てきてからは、無宗教の私としては説得力を感じなくなってしまいました。前半は共感できる部分も多く、孤独と向き合っていく方法として、有効そうな考え方もあったのですが…

しかし「神はありのままの個人を受け入れくれる」という考え方は、信者の方々の孤独といいますか、罪悪感や自己嫌悪などへの対処方法なのでしょうね。