ゴッホが語るゴッホの生涯 土居洋三(著) パブー

はじめに

今回はゴッホに関する本を読みました。以前からゴッホに興味があって、ここ最近はゴッホの手紙について解説した本を何冊か読んでいました。ゴッホに関する本を読んでおきながら、ゴッホの絵は本でしか見たことがないので、いつか現物を見てみたいなと思います。ゴッホはたくさん手紙を書いていたことで有名なのですが、ゴッホの手紙を収めた書籍もあるので、いつか読んでみたいと思います。

なぜゴッホに興味を持ったかというと、生前は周りから全く評価されず孤独な環境であったが、それでも絵を描き続けて後世に多大な影響を与える芸術家となったというイメージがあり、当時は評価されなくても孤独であっても自分のやるべき仕事を行う姿がかっこいいなと思ったからです。

しかしゴッホについての本を読んでみると、確かに人付き合いは絶望的に苦手ではあったようですが、他の芸術家からは尊敬されていたり、弟のテオはゴッホを支え続けたりと完全な孤独ではなかったようですね。まあ、ゴッホとしては常に孤独を感じていたのかもしれないですが。あと、意外と理屈っぽいところがあって、それまでに持っていたゴッホのイメージが覆されるのは、それはそれで面白いです。

感想

ゴッホが語るゴッホの生涯

今回紹介する「ゴッホが語るゴッホの生涯」はたぶんあまり有名でない本だと思います(電子書籍版しかないみたいだし)。でも 200 円くらいで買えたので、暇つぶしにはちょうどいいかなーって感じで読んでいました。

ゴッホに関する書籍を出している日本人で最も有名なのは、文芸評論家の小林秀雄なのでしょうかね。小林秀雄は高校のときに授業で聞いたことがあるような…

ゴッホが語るゴッホの生涯」は、主にゴッホとその弟テオとの手紙からゴッホがどのような人物でどのような生涯を送ったのを解説しています。ゴッホは 27 歳から画家を目指して、その 10 年後に自殺してしまいます(他殺であったという説もあるらしい)。生きている間は作品はほとんど売れず、弟テオの仕送りで生きていました。しかしテオは喧嘩も多かったようですが、兄ゴッホを尊敬していたようで、その兄弟愛がこの本には書かれています。

ゴッホの生涯をわかりやすく、感動的に書いてあるので面白かったです。でも、ちゃんとゴッホについて知りたい人には不向きなのかな。

なんか何を書きたいのかわからない上に、内容が薄いですが、今回はこんな感じで…